サックスの材質、ラッカー、めっき加工の違いについて
材質は大きく分けて3種類
真鍮
真鍮とは銅70%と亜鉛等が30%合金 楽器で最も使われるオーソドックスな素材
ブロンズ
ブロンズとは銅が90%程度含まれている真鍮より銅の含有量が多い素材 吹きやすく真鍮より暖かいサウンド
スターリングシルバー
銀が92.5% 倍音を多く含む、重厚感のあるサウンドが魅力
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めっき加工について
ゴールドラッカー(GL)
最もオーソドックスな仕上げで真鍮などに金色のラッカーをかけた物
アンラッカー(UL)
ラッカー加工を一切していない管体の素材むきだしの物 ラッカーが無いことにより抵抗感が少なくなり鳴りがよくなる
音に雑味が含まれるようになる為ジャズプレーヤーに愛されているものの、劣化が早くなる為日々の手入れは欠かせない
金めっき(GP ゴールドプレート)
真鍮などの素材に金めっきをかけた物 抵抗が強くなり太く響きのある豊かな音が出る
銀めっき(SP シルバープレート)
真鍮などの素材に銀めっきをかけた物 金めっきより明るめで倍音豊かな音が出る 表面が酸化によりくすむ為日々の手入れが必要
ピンクゴールドめっき(PGP)
金、銀、銅を混ぜ合わせためっき GPに似た芯がある太い音も銅が含まれているためGPより柔らかいサウンドになる。
サテン仕上げ
研磨の時にハケなどを使い通常よりも粗く磨くこと 通常よりも音が落ち着き暗めの音色になるも心地よい響き
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